ポリマークレイとは?

創作の可能性が無限に広がる
ポリマークレイの世界

作品:野上京子

History

1930年代に工業的な用途のために研究開発されましたが、残念なことにその目的では使用されず、何年もの間、工場の片隅の棚に置かれていました。

1960年代のある日、工場を訪れた人が偶然にそれを見つけ、粘土の塊だと思って面白半分に形作って焼いてみました。それがポリフォーム社で作られたポリマークレイの誕生の始まりでした。

それまでの主流の陶芸粘土、銀粘土、紙粘土は形成しているうちに粘土が乾く、加熱するとサイズが縮む、時間が経つと変色する… などいくつもの欠点がありましたが、ポリマークレイはこうした欠点をすべてクリアした画期的な粘土でした。

針金のように細く、紙のように薄く形成することが可能で、絵具のように粘土を混ぜて自由自在に色を作り出すことができます。磨いて陶器のような感触も表現でき、まさに新しい時代のクレイといえるでしょう。

ポリフォーム社では最初に「スカルピー」を、その後は「スーパースカルピー」「スカルピーⅢ」と改良を加えたポリマークレイを発売し、1998 年、アーティストのための「プレモ」が誕生しました。

2010年台に入り、全く新しい感覚の「スフレ」「リキッドスカルピー」を開発、これまでの限界を超えるクレイが次々と発売になっています。

単なる粘土細工の域を越え、ジュエリー、インテリア、さらには現代アート作品にまで創作の世界は広がっています。

ポリマークレイの特長

お取り扱い樹脂粘土